判定マトリクス:自宅サーバー構築とプロバイダ CGNAT(MAP-E/DS-Lite)問題
Palworld や ARK などの専用マルチプレイサーバーを自宅 PC で公開する際、プロバイダの CGNAT(キャリアグレードNAT)によって外部からのポート開放が遮断される事例が多発しています。
| 接続経路 | ネットワーク構成 | 外部到達性 | 処理オーバーヘッド |
|---|---|---|---|
| 固定/動的グローバル IPv4 | ルーター WAN 側に直接割り当て | 適切なポート開放で直接接続可 | 基準値(遅延なし) |
| CGNAT(共有IPv4) | WAN IP が 100.64.0.0/10 の範囲内 | 外部からの新規通信がプロバイダで遮断 | 直接の接続は不可能 |
| ネイティブ IPv6 直結 | ホスト PC が固有のグローバル IPv6 を保持 | NAT の影響を完全排除して直結 | 高速・低遅延(要ルーター穴あけ) |
| VPN メッシュ(Tailscale) | P2P 型の仮想プライベートネットワーク | 参加者全員の専用クライアント導入必須 | 数ミリ秒の暗号化遅延 |
CGNAT の確認と IPv6 による回避手順
- ルーターの管理画面で WAN 側 IP アドレスを確認します。
- IP が
100.64.xxx.xxx〜100.127.xxx.xxxの場合、CGNAT 確定です。通常のポート開放は機能しません。 - 回避策としてルーターで IPv6 を有効化し、ホスト PC のポートを通過(IPv6 ピンホール開放)させます。
- 接続側プレイヤーは
[2001:db8::1]:8211のように角括弧で囲んで接続します。